2006.9.28 「NECA経営セミナー2006」にて弊社BCPについて紹介させていただきました



9月28日に東京三田のNNホールにて、社団法人日本電気制御機器工業会主催の
経営セミナーが開催され、弊社からはBCP策定企業としての事例紹介の講師として、取締役の河野がお話をさせていただきました。


このセミナーは、企業のリスクマネジメントの促進の観点から会員企業各社への
喧伝も兼ねて開催され、わが国の中小企業へのBCP導入促進を中心になって
動かれている、中小企業庁の経営安定対策室課長補佐の松田氏が、「企業の
危機管理対策について-BCP(緊急時企業存続計画)の背景、内容とその
策定方法-」について基調講演を行われました。

経営セミナーとしてBCP導入が扱われたのは下記のいくつかの理由があります。
  • 経営体力のある大企業と違い、中小企業こそが非常時の対策について事前に備える必要があり、平常時に「非常時について」を考える事は企業の存続・発展において、非常に大切である。
  • 日本は世界有数の災害大国であり、最近の度重なる台風の上陸や南海・東南海大地震が近い将来起こるであろうとの予測等、企業が「万が一の事態に遭遇する」のは、決して他人事ではない。
  • BCPの概念は2000年問題がきっかけとなり、「2001.9.11テロ」後急速にアメリカで発達したものであるが、上記の理由等により、全企業の99%が中小企業である日本でも非常に有効な概念である為、経済企画庁や中小企業庁が中心になり、政府主導で導入推進を図っている施策の一つである。
弊社と致しましては、通信や業務にパソコンを始めとする電気製品の存在が不可欠
となる社会背景を受け、事業継続の根幹には非常用電源の存在が不可欠である事や従来の非常用電源ではコスト面や設備の大掛かりな部分でマーケットのニーズに
合致するものが無いとの視点より、会社規模にあった時間やコストをかけない
必要最小限のBCP導入方法についてや、それに伴う非常用電源の設置の必要性に
ついて、停電時のリスクや事例研究を交えて紹介させていただきました。